インダストリアルスタイルのインテリア・家づくり

カッコいいインテリアの定番でもある

インダストリアルは工業的という意味を持ちます。


機能性や実用性を重視した工場で使われるような製品を

内装やインテリアに取り入れたものです。


むき出しで無骨感のあるカッコいいインテリアタイプですが、

取り入れるとなるとどこから始めればいいのでしょうか?


今回は簡単にポイントをご紹介します。


インダストリアルスタイルの特徴


・ダークカラーをベースに落ち着いたトーンで統一する

・無骨さをあえて出す

・異素材を使う

・インテリアグリーンでアクセント


ダークカラーをベースに落ち着いたトーンで統一する

全体のベースカラーは工場を思わせるような

薄暗い、落ち着いたイメージにします。


黒、ブラウン、グレーなどを中心にアクセントとして

白を取り入れるのが一般的です。


黒はベースカラーとして取り入れすぎると

全体が重くなりすぎてしまうので

家具などポイントで取り入れるのが良いでしょう。



無骨さをあえて出す

アクセントとなる壁は

コンクリート打ちっぱなしや、

レンガ調、ウッド調などにして

無機質さ無骨さを出しましょう。


壁紙で取り入れることも可能ですが、

商品によってはチープな印象になりがちです。

可能であれば本物の材料を使うと

重厚感がでます。


今回のパースはTV背面をコンクリート打ちっぱなしの

壁紙にして無機質なイメージを出しています。


アクセントとして天井に濃い色の見せ梁をつけました。


古材を使うとヴィンテージ感が出るので

おすすめです。


収納は扉を付けずオープンにします。

オープン収納からさっと物を

取り出せる手軽さがいいですね。


照明はライティングレールと呼ばれる

レール上に自由に照明を付けたり

外したりできるものを使うと

見た目だけでなく実用性もよくなります。


他にもフィラメント電球をそのままぶら下げたり

マリンランプと呼ばれる電球を覆うガラスに金属の

格子が付いたデザインの照明を使うと

それらしくなります。


今回はTV背面の壁とキッチンとダイニングの間の

カウンターにつけています。


ちなみにマリンランプは

もともとは船の照明として作られたものであり、

インダストリアルなインテリアにピッタリです。

キッチン側のパースでは

あえてキッチンの天井を少し下げて木目柄の壁紙を貼っています。

少し薄い色にすることで圧迫感が和らぎます。

キッチン側は様々なアクセントクロスを使っていますが

その中で面積が大きいキッチン背面の壁紙の柄を単色にすることで

スッキリした印象を与えてます。


またキッチンの腰壁だけタイルを使用していますが、

これくらいの面積であれば多少重いものや色の濃いものを使っても

全体的に浮くということは少ないです。


異素材を使う

アイアン+ウッドなどの異素材を

組み合わせた家具を配置することにより、

ヴィンテージ感が出ます。


今回はダイニングとリビングのテーブルは

似たものにしています。


またレザーソファをリビングに置くことで

アクセントの壁紙に負けないくらい存在感が出ます。



インテリアグリーンでアクセント


ここまでだと食べ物でいうと

肉料理しか食べていないようなくどさがあるので

バランスをとるためにインテリアグリーンを配置します。


インテリアグリーンがあるだけで他の家具を

引き立たせる効果があります。



全体のメリハリが大事!


インダストリアルスタイルのインテリアを

ご紹介させていただきました。


主役になるものが多くなりがちなので

どれを見せ場にするかよく考えて

レイアウトを楽しんでみてください。



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